1966年にイルマリ・タヴィオヴァラによりデザインされたトラホンピ。北欧の家具なのに日本人の体格にすっと馴染む形状は親しみを沸かせます。背もたれ上部のカーブや、スポーク(棒)部分などよ~く見ると繊細に加工されたものだと気づかされます。座面も天板も重みのあるしっかりとした一枚板なのでたいへん丈夫(テーブルは非常に重たく、ずっしり)です。椅子、テーブル共に丸みのあるデザインは優しくもあり、作家であるタヴィオヴァラの美意識を感じざるを得ません。彼の作品の中でプリミニティブで、繊細な名作です。1966年のデザインでメーカーはpirkkaなどと同じラウカンプー社(すべてに焼印あり)です。とても珍しいシリーズでネットにも流出しないめったにお目にかからない代物。ピルッカと比較するとすべてのパーツがより重厚ですね。
テーブル 231000円 x1
椅子 99800円 x4