ヨーロッパやアジアに長期に渡り移住し、生活をしている人たちと沢山出逢ってきた。仕事や勉強をしながらその地の文化に生活に慣れ親しみ過ごしていて、特に不便だなんだと不平を
聞いたり書いたりすることをほとんど目にしたことがない (多少はあるんだろうけど)大学時代に知り合ったマサは卒業後すぐに中国に移住し、しばらくしてその当時上海に居た彼を訪ねた。すべてアテンドしてくれてのだが、マサのとてもつもない流暢な中国語(広東語?)に随分と驚いたし、この地でこの地の人たちと生活をすることがほんとにたのしそうで見ていて晴れやかだった。他にもロンドンやベルリン、トロント、ウィーンやウェリントンなど割りと都内な場所が多い。
僕は彼らになんどか「日本が合わない人」って少しばかり冗談っぽく言ったりもした。
先月、このお店にバルセロナに20年以上住む初老のご夫婦がふらっと来店し、(旦那さんのご実家が仙台で数年に一度帰ってくるとか )仙台がどのように変化したとか、もし来ることがあればとバルセロナでのおすすめを場所をチラっと教えて頂いたり。
その旦那さんが言っていたことで想起させられることがあった。「日本では美味しいものに簡単に辿り着け、多くのチョイスから選べる。けど日本人は◯◯はそんなに美味しくないけど、◯◯の方がおいしいなどと比べがちだ」と。
過去に出逢った海外移住者の友人らから何度かそんなことを聞いた気がしたし、随分前からジブンも感じていたことでもあった。なんで贅沢な話なんだろうと。このすばらしい環境になれ過ぎているのか (ジブン含め)人が一生懸命つくる料理についてその個性だったり食の層違いで否定的なことが言う人が周りにもチラホラと見受けられる。平和な証拠のひとつだろうが、そんな発言せぬようこれからも気をつけたいなって思うところ。
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話は変わるが西欧や欧米と違って、日本は一人でさっと入れて食べるところがとても多い当たり前過ぎて気づいていない人もいるだろうが、歴然とした大きな違いのひとつだ。
ラーメン屋さんがいい例で、入店して券売機でメニューを押して購入。その後ひとりで目の前のラーメンに集中して食べることができる。食堂屋さん (地元飲食店だと めしの半田屋)などもそうだろう。トレーに食べたいおかずや主食をのせてカウンターやテーブルでゆっくりと食べれる。
みんなと美味しいもの食べてたのしく過ごすことも大事だけど、ひとりきりで目の前の食事を食すことも同様だと。日本にいながら文化の違いを通して改めて自国の心地良さを痛感するし、この国以外に移住は考えられない。
写真は神奈川にある居酒屋さんで小腹が空いていた僕に出してくれたシンプルな梅茶漬け。
