Wien
2009年 11月 09日
「ウィーンの人は親切で、地図を広げると寄ってきて道を教えてくれる」
何度かウィーンを訪れている知り合いから聞く。その知り合いを疑っているわけではないが、そういうことは人によって捉え方が異なると思っているので、内心ちとどうなのかな?と意識していた。ウィーンに着いたときはすっかり夜になっていたが、移動中ずっと空腹だったからすぐに街に出て夕飯を取ることに。しかし一人旅だし、今回は現地でひとりも友人とか知り合いはいない。とにかくあてもなくプラプラ歩いてると屋台のホットドックを見つけて暖かい珈琲と一緒に空腹を満たす。ところが帰り方が途中で少し分からなくなった。トラムという路面電車が「71番だったか?7番だったか??」迷ったらすぐ聞く僕はとなりに立って新聞を読んでいた40代ぐらいで会社帰り風の男性に聞く。そうすると「71番だけど、たぶん僕と途中まで方向が一緒だから付いてくればいい」と安心する一言を投げかけてくれた。その後、スムーズに無事ホテルに戻れた。海外にいてやはり親切にされると安心するし、その土地を好きになる大きなきっかけになる。翌日からのウィーンに期待をせざるを得なかった。